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ミラノに持って行って飛行機の中で読んでいたのだが、読み残し分を読了。
シャーロキアンの香港人がホームズと同時代の香港の探偵福邇(ちなみにお兄さんは政府高官)と相棒の軍人上がりの医者華笙(阿片戦争の恨み骨髄で西洋人嫌い)を主役にして、どこかで聞いたような読んだような事件に挑む短編集。それだけでも十分におもしろいが、フランスとのベトナム支配を巡る戦争だの当時の香港を取り巻く国際、政治、経済情勢が描かれていてるのも痺れる。
原注が結構たくさんあってしかも、この人は~で、この地域は~でというのがちょっとした事典なみでおもしろいが、この手の注を読む時はKindleは実際便利だ。
・ただ、おそらくこの手の作者のモチベーションの小説あるあるかも知れないが、読み進めるほどに歴史との絡ませ方などがうまくなっているにも関わらず、冒頭の作品の推理というか立ち回りが一番印象的。
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