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日々の破片

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2020-01-20

_ 港区散歩

芝浦3丁目あたりだと思うが、倶楽湾という中華料理屋があって、味も適当においしいし、とにかく内装が素晴らしいので、たまに港南のほうに用があるときに妻と行く。

何が素晴らしいかといえば特に1階から2階への階段なのだが、ぼーっとしていると店員にエレベータへ案内されてしまうので帰りにしか味わえないが、適度に暗くて正方形に区切った壁面にいろいろ不可思議なものが置いてあるのが実に良い雰囲気なのだ。あと最近改装されてつまらなくなってしまったが、男子トイレに入ると妙なゴルファーの像があってそれに見とれていると奥のほうに薄明かりがついて、ギギギーバタン!という怪しげな音とともに便器の蓋が跳ね上がるのが照らせれるのが不気味千万ですさまじく楽しい(が、改装されて普通に明るくてつまらなくなってしまった)。

2階も、小奇麗ではあるが、上海バンスキングとはこういう場所が舞台なのですなという感じで(後で調べたら、本当に上海租界のイメージで内装を作ったというようなことが書いてあった)、好きだ。

上海バンスキング・FIRST(吉田日出子)

で、昨日も同じく港南に用があったので、妻と愛育病院のあたりから芝浦公園を通って田町のあたりへ歩いていたのだが、残念なことに倶楽湾は臨時休業だった。それで田町駅のステーションタワーのほうで食事をしたのだが、芝浦公園のあたりから、この一帯は、少子化なにそれ? なほどに子供がたくさんいて、なんかすごく活気があって楽しい。子供って基本的に頭が悪いから、いきなり歌は歌うし踊りは踊るし、走り回るし、嬌声を上げるわけだが、それがなんか適当な節度なので、見ていてこちらも楽しい。

全体的にも住人が若い。

この一帯ってイメージでは、老人が多そうなんだが、どうも再開発の時期が良かったのか、比較的小さい子供を持つ家族世帯が多いようにみえる。

つまり、町としてなんかすごく良い雰囲気なのだ。

そのとき、あ、だからここは港区女子というものがすなっている場所なのかと電撃のように理解した。

たとえば、こんな記事が見つかる。

港区内格差:港区内で格下とされる芝在住の女が、バーキンを持つ前にやるべきこと

わかんないだろうなぁ。


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