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日々の破片

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2018-10-15

_ 硫黄島からの手紙

15年ぶり以上で飛行機に乗ったら、すっかり様変わりしていた。今や映画は目の前の座席についたLCDで個別に見ることになっているのだな(16年前はエコノミーは10列あたりに1つの中型モニターが天井からぶら下がっていて一律でそれを観るようになっていた)。

で、何があるか見ていたらクリントイーストウッドの硫黄島からの手紙があり、劇場公開時に見逃していたのでそれを選ぶ。

翼の後ろの席なのでジェットの轟音がすごくてあまり聞き取れないが、英語字幕が付いているのでどうにか筋を追うことはできた。

尉官は暴虐のカスで、海軍士官は能無し揃いのところに、戦略家の陸軍大将が赴任し、足で歩き目で見て持久戦のための戦略を立てて米軍と闘うという一応歴史そのままの中に、徴兵されてやってきたパン屋の上等兵や、人情味を出したために憲兵隊から追い出されて最前線送りにされた上等兵の銃後のエピソードをからめた物語が展開される。

冒頭は、硫黄島にある岸信介による碑の大写し。そこに遺品管理のために派遣されたらしき研究班が地下通路から発掘した書簡などから物語が始まる、一種の額縁物語となっていた。

言葉ではなくフラッシュバックで描かれる過去がどう現在になるかというクリントイーストウッドの得意な手法なのだが、観ていてクリントイーストウッドの日本映画という妙な取り合わせだということに全く違和感がないのはおもしろかった。

硫黄島からの手紙 (特製BOX付 初回限定版) [DVD]

確かに傑作だった。


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