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日々の破片

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著作一覧

2007-04-06

_ The MAGIC Garden Explained

実に美しい題名の書物なんだけど、原書はアマゾンでは見つからないや。

でも、翻訳はあるね。

UNIXカーネルの魔法―System Vリリース4のアーキテクチャ(バーニー グッドハート/ジェームス コックス/Berny M. Goodheart/James H. Cox/桜川 貴司)

(追加:なんで、「魔法の花園」にしないんだ?)

古くさくなってるかも知れないけど、でもおもしろい。

というか、sodaさんのツッコミにもあるけれど、forkとexecの2つのシステムコールで実装するというのは、他の方法は考えられないくらい当たり前のように思える(ような説明がされている。このころはネイティブスレッドというのは無いわけだから−−でも、getcontextとsetcontextをユーザーレベルのスレッド実装をできるように提供している−−forkはどっちにしても必要ですね)。

というか、一発で実行したいなら高水準ライブラリのsystemを使えば良いだけでは?

_ SVR4

なんで、おれがSYSV好きなのか思い出した。マジックガーデンに打ち震えたからだなぁ(というだけではないけど。手にしたのは1994年のことみたいだし)。

序文の引用

UNIX is magical since, like a garden, it keeps growing and sprouting new hybrids each spring as if nothing but nature itself can destroy it.

つまり、萌え(sprouting)ですね。

_ 読書が本当に容易になります。しかし、そんなことはないでしょう。

読むのが苦痛

引用されている個所について言えば、次のパターンが気になる。

「XXXXXXXです。つまりXXXXXXXXXXXXXXXXです。これはパターンでしょう。」

他山の石だ。(同一語尾を続けるのは良くない。したがって、パターンとしては正しいと思える。しかし、確かに引用個所は変だ。「でしょう」の文がその前の文に比べてあっさりし過ぎてるからかも。)

_ 顔が▽

マイ・ビューティー(ケヴィン・ローランド)

そうか、消えたと思ったら麻薬中毒になってたのか。

でも、生きてて良かったね。というわけで、とりあえず買っておく(中古だが)。

というか、ジーノのPVが収録されているとなると、これも買おうかなぁ(と迷うわけだが、何しろ、持ってるんだよなぁ)。というわけで、こっちはとりあえず買わない。

若き魂の反逆児を求めて(デキシーズ・ミッドナイト・ランナーズ)

_ UNIX

はるがきて、めがさめて、

カーネル、ぼんやり かんがえた

動いているのは ユーザープロセスだが

ええと ぼくは だれだっけ だれだっけ

はるがきて、めがさめて、

カーネル、ぼんやり かわにきた

スワップから よみだした いいコード みて

そうだ ぼくは カーネルだった

よかったな

全然、魔法の花園じゃない(春だけだ)

_ 80年代からのUnixer

sodaさんいわくの、「80年代にUNIXをかじった人間はみんな読んでたんじゃないか」な本を貼っておこう。

(僕はUnixは90年代――80386時代――からなので、このへんの歴史はほとんど知らないのだ)

まず、ロックカインドの翻訳

UNIXシステムコール・プログラミング (アスキー・海外ブックス)(マーク ロックカインド/福崎 俊博)

sodaさんによると「著者のつけてる注がめっぽう面白い」とのこと。うーおもしろそうだ。

原書はこっち(全然タイトルが違う)。

Advanced UNIX Programming (2nd Edition) (Addison-Wesley Professional Computing Series)(Marc J. Rochkind)

それから『UNIXプログラミング環境』はこれ。

UNIXプログラミング環境 (海外ブックス)(Brian W.Kernighan/Rob Pike/石田 晴久)

カーニハン+石田晴久だからプログラミング言語Cのトリオ-1なのか。

このあたりの本は中古は中古の値段なので、お買い得のようだ。

原書は

Unix Programming Environment (Prentice-Hall Software Series)(Brian W. Kernighan/Rob Pike)

金崎さんの本というのは無いようだ。

(追記:sodaさんが教えてくださったので、一応、貼っておきますが、さすがに古いとのこと。ちなみにSUSっていうのは、Sungle UNIX Specification――統一UNIX仕様と訳せば良いのかな?――とか思って調べたらWikipediaにまとまってた

UNIXプログラミング実践編―シェル・C言語・開発ツールを使いこなす (FINE SOFTシリーズ)(金崎 克己)

UNIX原典は

UNIX原典―AT&Tベル研のUNIX開発者自身によるUNIX公式解説書(AT&Tベル研究所/長谷部 紀元/清水 謙多郎)

ですね(カスタマーレビュー読むとこれもおもしろそうだ)。

アスキーのこの分野への貢献が大きいとつくづく思ったな。(あと共立ってことになるだろう)

#原典時代のも良いけど、せっかく高速道路が引かれているんだから、そっちを読むというのも良いでしょうね。

たとえば、Rochkindについて言及されている西田さんの本とか。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
_ ksh (2007-04-06 12:11)

> UNIXシステムコール・プログラミング(マーク ロックカインド)<br>私はこれで勉強しました。「著者のつけてる注がめっぽう面白い」ので、そこに全部付箋をつけています。超おすすめです。

_ ma2 (2007-04-06 13:27)

全然技術の本ではないですけど Life with Unix とか。

_ soda (2007-04-06 15:38)

Rochkind の注は、20年前的に面白かったので、現在の視点であまり期待されると、がっかりされるかも。いや私は今でも好きなんですが…<br>金崎さんのは下記の本です。<br>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478983302X/<br>こちらも当時としては非常に貴重な本だったんですが、SUS 以前の時代の本ですので、現代には当てはまらないことも多いです。

_ arton (2007-04-06 19:10)

ありましたね> Life with Unix(これはなぜか買って読んだ)<br>ますます読みたい>注に付箋<br>良く考えたら日本語化されているというメリットはあっても、第2版のほうを買えば良いんですね(700ページは読み切れないとは思うけど)。


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