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日々の破片

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著作一覧

2006-09-09

_ Sun対MS

今は仲良く喧嘩しな状態でいい感じだが、JRuby対IronPythonってのも成り立つのかな?

JRubyの開発者がSunに雇われたとか。

_ Adobe on Rails

Announcing the Ruby on Rails RIA SDK by Adobe

後で読むかも。RIAってなんだ?

_ tcltklib

   ライブラリ tcltklib-i386-mswin32.lib とオブジェクト tcltklib-i386-mswin32.exp を作成
中
tcltklib.obj : error LNK2001: 外部シンボル "_TkEventuallyRedrawMenu" は未解決です
tcltklib.obj : error LNK2001: 外部シンボル "_TkEventuallyRecomputeMenu" は未解決です
tcltklib.obj : error LNK2001: 外部シンボル "__imp__TkFindMenuReferences" は未解決です
../../.ext/i386-mswin32/tcltklib.so : fatal error LNK1120: 外部参照 3 が未解決です。
NMAKE : fatal error U1077: 'cl' : リターン コード '0x2'
Stop.
NMAKE : fatal error U1077: '.\miniruby.exe' : リターン コード '0x1' 
Stop.
追記:stubの問題っぽいな(今回、Tcl84に変えてみているのが理由か?)。
追記の追記:当たりだ。しょうがないのでstub無しでTcl84をハードリンク(という言葉で良いのかどうか)。

_ リストマニア

リスト:ピアノ・ソナタ(ポリーニ(マウリチオ)/リスト)

人から大して省みられない音楽が好きなおれが一番好きな後期ロマン派の作曲家はもちろんリストなのだ(ツェムリンスキーとか叙情交響曲を聴く限りそんなに好きではない)。

リストにはすべてがある。

・単一化への強い意思

・美しいメロディー

・分厚い響き

・漸進的半音階

・リズム指向

・名人芸指向

・不安感

・巨大な音が響きあう陶酔感

・動機による構築(パターン)

・ゴシップ

・高潔さ

・気紛れ

・遠くを見ようとする希望

とか、そんな感じ。

ポリーニはへたするとつまらない演奏に陥りがちなクリアな演奏と計算ずくの解釈力の持ち主だが、おかげでロ短調ソナタの美しい構造がきちんとインスタンス化されていて、これが単なる流行ものメロディーの名人芸スクリプト(即興)グルーによるツギハギの怪物ではなく、適切な循環構造を持つ、むしろ生き生きとしたパターンランゲージで無名の質を示しきった見事な大伽藍だということが見える(ホロヴィッツ最晩年のパイプだらけの――レアルの建物みたいな感じ――も好きではあるが)。ポゴレリッチの押し付けがましい構造の明白化(ポリーニが29分ちょっとで弾いているところを33分強で弾いているわけで、10%増しだ)のも好きだけど。っていうか曲が圧倒的にすばらしいのでブレンデルのでさえ良かったりするわけで。

ロ短調ソナタは前期ロマン派のベートーヴェンの32番、セリエル派のブレーズの2番(疲れるからほとんど聴かない)と共にピアノソナタの平面的な金字塔の1つの頂点(立体的な金字塔であれば、スクリアビン――構造的にはリストの直系かも。初期はショパンみたいなのだが――を含める必要がある)だ。

それにしても30分、動機重要とか、ベートーヴェンの5番目の交響曲というのは、音楽としてはこれっぽっちも好きでは無いが、驚くほどソナタ形式の完成形であるな。

灰色の雲とか凶星!は、自分でも弾けるので別にポリーニが弾いているのを聴く必要はないのだが、それにしても、増4度の閉塞感(2音しか持たないのだからまったく発展性がない)に対するリストの偏愛ってなんなんだろう? 灰色の雲も凶星!も動機の2音目と3音目が増4度の跳躍なので、ほとんど同じ曲に聴こえるわけだが(それにしても凶星!のほうは、動機の終結の部分がC−F#の下降による和音なので閉塞感も著しい。中間部あたりではほとんど増3和音で響きが1つに収斂するのでリズムだけが生き残ったり。

もしかするとダンテソナタとかから類推すると、リストにとっての「何も無い場所」なのかな。

Fear of Music(Talking Heads)

悲しみのゴンドラは僕でも弾ける陶酔的な和音の連続と美しいメロディーの組み合わせのショートピース。しかし、これも崩落寸前の美しさ。

そして最後のリヒャルト・ワグナー―ヴェネツィアだが。この曲はいきなりC#-Fnatural で、そもそも調性記号がない曲なのに、なぜFにナチュラルを付けてるのか、といえば、C#の次にFが来ればそりゃ普通はF#になるからだ。というわけで、ここでは減4度を譜面上で強調してたり。この左手の舟歌風の繰り返しの最初の4度のバリエーションがすべての曲。途中、妙にすっきりするのだが、ヴェーヌスベルクを巡る物語じゃないよな(ローマに巡礼に行くはずがヴェネツィアに着いたとか)。

_ レネグルスベルト

Mlah(Les Negresses Vertes)

妻がNHKテレビのフランス語講座を見てた時、今月の歌で紹介されてた連中がぶっ飛んでて思わず買ったわけだがアルバムはクソだ。少なくても聴き通すこたできない。退屈だ。

とは言え、この天気の下でうんざり歩いている時に、iShuffleからいきなり「イルフェショー」とか脳天気な声が聴こえて来ればほんの一瞬とは言え気分はナイスなニースあたり(ストラングラーズからの引用)。

なんとナントで休暇だよ(ジャックドゥミーのロシュフォールの恋人達のマクシミリアンの科白から引用)。

_ 荻窪ドミナス

今日はフォワグラ丼。ピクルスが合う。

シャトームトンのポスターを眺める。70年代はすごい時代だな。フィニは30年代なのか。


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