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日々の破片

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著作一覧

2012-02-06

_ やっぱりソフトウェア業界はおもしろい

翔泳社から依頼があって、寄稿した本がもうすぐ発売されます。

デブサミでは先行発売もするらしいです。

100人のプロが選んだソフトウェア開発の名著 君のために選んだ1冊(デブサミ運営事務局/SEshop.com編集部)

で、ほとんどの原稿はせいぜい原稿用紙3枚(という言い方は今も生きているのだろうか?)くらいのはずなので、電車で読めば、1駅1一人、山手線3周くらいでだいたい読了という多忙な人にはぴったりな本じゃなかろうかと思います。

でも、この本は自分が書いたやつと、すでに公開されているるいもさんや、前田修吾さん咳さん(他にも読んだような気がするけど忘れちゃった)くらいしか読んでいないわけだけど、圧巻なのは、100人の顔ぶれでもなければ、100冊のタイトルでもなく、100人がてんでんばらばらで全然統一感がないことです。

お題は、「○○な××に贈りたい本」ということだったのだけど、今、適当にコピペした結果を下に張ると(というか、リンク先を見るほうが良いけど)

ヨシオリが学生の時にちゃんと勉強してこなかったプログラマさんに贈りたい1冊

羽生田栄一@HHanyがハッカーにはなれないソフトウェアエンジニアの卵に贈りたい1冊

細川泰秀が人間的にもっと向上したいと思っている人に贈りたい1冊

及川卓也がコンピューターは文化だ!と思っているあなたに贈りたい1冊

徳力基彦が新しいサービスを開発しようと思っているエンジニアにお勧めしたい1冊

@matsunobuが真のソリューションを追求し続ける技術者に贈りたい1冊

Yuguiがレガシーコードに絶望した人に贈りたい1冊

KazumaOがもっと美しく創造的に仕事をしたい技術者に贈りたい1冊

羽田野太巳がウェブ制作に関わるすべての人へ贈りたい1冊

名前の時点で、漢字あり、Twitterのメンション用@付きIDあり、ハンドルあり、ヨシオリありでばらばら。実用っぽいのもあれば、教養ですなぁもあれば、人間系あり、先っぽ系ありでばらばら。

おれ、こういうの好きだな。全然、99人の同じような職業の人がなんか似たような講釈を垂れる本(いや、ちゃんと読めば、大同小異でもちろん異は、狭い業界の井の中では存在するんだけど)よりよっぽど眺めているだけで楽しい。

と、目次を見て本気で思った。

しかし、これほどまでにバラエティに富んでいるのだったら、あんなおとなしめなやつにせずに、『覇道を極めたい技術者に贈りたい鉄鍋のジャン』とか『最強生物をめざすクマムシに贈りたいグラップラー刃牙』とかにしとけばよかった。なぜか秋田書店で。


2012-02-05

_ MBA+SuperDriveでイヤな状態

とりあえずジニアスバーへ持ち込むことにして予約したが、以下のようなイヤな状態が起きた。

子供用に買ってやったMBAにBootCampを作ろうと、BootCampアシスタントを起動する。

すると、サポートソフトウェアのダウンロードとディスクの作成という項目がある。

確かに、最初の時点ではWindows側からOSX側(HFSということかな)は見えないので(実はHFS用のドライバが入るかどうかは忘れたので間違いかも知れないが、いずれにしてもネットワークもつながらないので、)CD-RWに焼いとくのは正しいなぁと、適当にCD-RWを持ってきて、まずはディスクユーティリティでクイック消去した(が、実はあらかじめやらなくても、クイック削除くらいはBootCampからやってくれることは、後からわかった)。

で、なんかえらく時間がかかるのだがダウンロードが終了し、書き込みしますか、OKと答える。

と、ずーっと書き込んで(トラック1を書き込んでいますといったメッセージがでる)、そして(終了処理をしています)というようなメッセージが出て、しばらくすると、「書き込みに失敗しました」。

うが。

で、このあと、別のCD-RWを持ってきたり、DVD-RWを持ってきたりするがいずれも最後で失敗する。というか完全消去を実行しても最後でこける。途中までは書けているのは間違いなく(ファインダーでディレクトリが読めるし、Windows側から一部のファイルは読み込める。ので、とりあえず読める範囲でインテルのグラフィックドライバーだけインストールしてみたり)。

はて、こうなると可能性は2つ。

・SuperDriveの不良で特定セクターに対するアームの移動がおかしい(ので、フィニッシュができない)。ということが機械的にあるのかどうかは知らない

・最終段階では何か電力を強く使う処理が走り、それがMBAからのUSB取り出しではできない(まあ、そういう可能性はあるので、時間帯をずらして再試行してみるか、と思って12時間後に再試行したらやはり失敗した。これはだめだ)。とするとMBA側の問題の可能性もある(位置的に右のポートを利用しているので、これを左に変えて試すという手段はあるかも知れないが、でも置き場所の関係からUSBコネクタの左右を変えるつもりはないし、SuperDriveに付属の紙では右側に挿しているので、右がダメだとしたら、それは交換だよなぁ)。

それとも、そこはしょせんアップルで、普通、書き込みは失敗するよね、という可能性もあるので、「MacBook Air SuperDrive 書き込み失敗」で検索してみても、Windowsで認識できない問題程度しか引っかからない。普通は書き込みができるらしい、ということはやはり不良品なんだろうなぁ。

Apple MacBook Air SuperDrive MC684ZM/A

デザインは実に良いが、スロットの縁が直接アルミ削り出しなので、ちょっとCD/DVDを斜めに入れようとすると、鰹節削りみたいになってしまう(アマゾン評にもそういうことを書いている人がいて、なんて神経質なXBOXディスラーか、と思ったら本当だった。おれが持っているMBPのフロントローディングのやつはかっこわるいプラスティックの縁取りがあるけど、実用度はこっちのほうが上だな。もっとバランスは取れないんだろうか)。

あと、BootCampでこれは叶わないなぁという点は、いちいちダウンロードをし直す(20分くらいかかる)点。なんかエントリー情報の小さなXMLか何かを用意しておいて、最新版をダウンロードしていたらスキップするとかすれば良いのに(実はしているにも拘わらず20分くらいかかるんだったりして、うーんアップル)。


2012-02-04

_ Kバレエのシンデレラ

プロコフィエフのシンデレラはパリオペラ座のヌレエフ版はみたことがあるが、あれは舞台をハリウッドに移して、妖精の代わりにボマージャケットのプロデューサ(多分、RKOのヒューズを念頭に置いたんじゃないかな)がシンデレラをセレブにするという話に変えていたから、そういう意味じゃペローのおとぎ話そのもののシンデレラのバレエとしては初見。

で、相変わらずの舞台装置のうまさもあって、これはこれで実に良い雰囲気だった。

1幕の家の中は、全体が中心に向かって湾曲した空間で、左に炉端がある。母親役が極端に背が高いゲストなので、姉妹もシンデレラも子供に見える。シンデレラはまるで、レミゼラブルの(子供時代の)コゼットみたいだ。が、妖精が出て来ると、中途半端な外界への通路だった奥の壁が開放されて(ちょっと、往年の紅テントの終幕を思わせる)、雰囲気が一変。馬車を牽く馬が地デジカ4人組(これが見事に足並みが揃った良い運転をする)とかちょっと不思議なところはあるが、最後ばっさりと室内が消え去ってゴージャスな馬車が出てきてびっくり仰天する。

3幕の最後では、暗いお城へ入っていくところで、流れ星が一閃尾を引いて、あまりの紋切り型に場内から失笑が漏れて、追い打ちをかけるようにキラキラが降ってくる。が、おれも思わず笑ってしまったが、それも含めて良いおとぎ話っぽい。

熊川哲也はカーテンコールにスーツで出てきた(つまり、若手公演ということなのだろうが、舞台には熊川哲也は出ていない。ところがすっかりそれを忘れていたうえに王子役が髪型を合わせている(し、当然だが振り付けは熊川哲也スタイル)ので、なんか脚が延びたみたいで、そのせいで躍動感がなくなったのかなというか、妙だなぁ、と実に不思議だった。で、幕間に子供になんかそっくりさんみたいで変だなといったら、全然似てないと言われてますます混乱したのだった(というか、同じ人だと思っていたわけだし)。あとでオペラグラスで見ると、確かに別人も良いところで遙かにいい男だった。舞台の上を裸眼で見るといかに髪型と振り付けだけで判断しているのか、ということだなぁ)

席はオーチャードホールの2階の最前列だったのだが、通路が舞台側にある普通の劇場とは違う作りなので、えらく広々して見やすかった。

オーケストラもそれなりで、1幕の前奏はうまかった。ロメオとジュリエットもそうだが、ずっと不協和音できて、いきなり解決するところが実に美しい。不思議な作曲家だな。


2012-01-30

_ ヴァグナーの女王を読了

飯食いながらちまちま、しかしすごく楽しみながら読んでいたフラグスタートの自伝(聞き書きらしい)を読了。

実におもしろかったし、満足度も高い。

ヴァグナーの女王--キルステン・フラグスタート自伝(ルイ・ビアンコリ/田村 哲雄)

キルステイン・フラグスタートは、戦前(というのは湾岸戦争でもベトナム戦争でもなく、第二次世界大戦)にメトロポリタン歌劇場でワーグナー歌手として一世を風靡した大歌手で、戦後もそれなりに活躍した人。

僕が最初に聴いたのはショルティのラインの黄金でフリッカを歌っているもので、つまりはほぼ引退した大歌手を引っ張り出して脇役をやらせましたというやつ。何しろラインの黄金のフリッカは、世界を支配しようとぎらぎらしているヴォータンがラインの黄金を手に入れようと画策しているのを小耳に挟んで、「ちょっとちょっとあんた、その黄金を手に入れたらあたしのネックレスとか作ってよね」みたいなくだらないセリフを吐く役だから、どうでも良いといえばどうでも良くて、まったく印象には残っていない。

Wagner: der ring des nibelungen sir georg solti (Ring Cycle Complete)(Hetty Plümacher/Ira Malaniuk/Vera Little/Helen Watts/Marga Höffgen/Grace Hoffmann/George London/Gustav Neidlinger/Eberhard Waechter/Hans Hotter/Dietrich Fischer-Dieskau/Richard Wagner/Georg Solti/Jean Madeira/Christa Ludwig/Brigitte Fassbaender/Claudia Hellmann/Maureen Guy/Kirsten Flagstad/Vienna Philharmonic Orchestra)

これが、ヴァルキューレでは、ヴォータンの指輪奪還計画が、最初の前提から間違っていることを冷徹に指摘してしまう恐るべき大女神となるのだが、こちらになると時期の関係か、クリスタルートヴィッヒが歌っているからもう関係ない。

でも、先日、アマゾンMP3で、フルトヴェングラーがフィルハーモニアを振ったトリスタンとイゾルデを聴いて、おー、やっぱり大歌手ってのはすごいなぁとえらく惹きつけられた。

ワーグナー:トリスタンとイゾルデ 全曲(フルトヴェングラー(ヴィルヘルム)/ワーグナー/フィルハーモニア管弦楽団/フラグスタート(キルステン)/シーボム(ブランシュ)/フィッシャー=ディースカウ(ディートリヒ)/ズートハウス(ルートヴィヒ)/ショック(ルドルフ)/グラインドル(ヨーゼフ)/エヴァンス(エドガー)/デイヴィース(ローデリック))

これが、1953年頃で、もう高音が出ないので一個所だけシュヴァツコップが代わりに声を入れたというが、そんなことは無関係にそれは素晴らしい。

というわけで、あらためて「大歌手」という存在は凄いなと思ったのだが、はて、大歌手ってなんだ? と疑問に思う。たとえばデル・モナコは大歌手だが、20代のとき、バーの歌声コンテストで優勝したら、劇場主がやってきて、君、オペラをやりたまえということで歌手になったとか、つまりは、音楽学校で理論を学んだりするわけではなく、もう、生まれついての音楽家というやつだ。当然のように、1960年代以降は死滅してしまった人たちだ。

というところに、フラグスタートの自伝があることを知って、食指が動いたのだった。で、これが大当たりだった。読んで良かった。

フラグスタートは、1895年にノルウェーの音楽一家(たとえばバッハとかモーツァルトとかを連想するとそれほど外れではないが、違うといえば違う)に生まれて、オルガン弾いたり、歌を歌ったりして成長し、歌手になる。

カソリックの国では、教会のオルガン奏者にはお金が給付される(今もそうかは知らないが、政教分離則があれば無いように思うが)ので、10代からそうやって稼いでいるというのが、まずは目から鱗。最初からプロ(=金稼ぐ)なのだ。当然、いわゆるプロ意識というのがある。

で、成長したら普通の主婦になって音楽家から脚を洗おうとするのだが、周囲が才能を放っておかない。なるほど、そうなるのか。

で、都会(オスロあたり)の大歌劇場で歌うようになると、支配人が、教育を受けなさいと金を出して先生につける。

この先生が、ふむふむなるほど、と、英国王のスピーチの先生みたいな存在だ。

どうすれば大きな声を出せるのか、半分医学者、半分音響学者、半分体育教師、半分音楽家、加算すれば1人で2役みたいな存在で、なるほど、そうやって大歌手というものは練り上げられるのかと、これもおもしろい。

もっと、おもしろいのは、初出時に、「今では彼を良く言う人はあまりいないと思うけど」みたいな言い訳がつくとろこで、なるほど、彼女の歌手人生の途中から音楽教育はこういう怪しげな先生ではなく、もっとアカデミックな教育者に代わったのだな、ということが見え隠れする。

さらに、ヨーロッパに進出すると、プラハに勉強に行けと言われて、セル教授というおっかない教授のもとでいろいろ学ぶ。

セル? そう、もちろんクリーブランドを叩き上げたセルの若き(まだ30代だろう)姿なのだが、当時から大教授、アカデミシャンだったのだな。

ドヴォルザーク:交響曲第8番(セル(ジョージ)/ドヴォルザーク/クリーヴランド管弦楽団)

(それでセルと言えばまずドヴォルジャックということになるのか。プラハに君臨していたのだから、そうなのだろう)

あるいはドイツの地方歌劇場のオーディションを受けに行くと(このあたりの1920〜1930年代の欧州の音楽家ビジネスのありかたは非常におもしろい)、そこには、クレンペラーという人がいてとか、次々の知っている名前が出てきて、それもやたらと興味深い。

そしてついにメトロポリタン歌劇場と契約する。

この契約というのがまた興味深くて、ほとんどの場合、共演したより高名な歌手が、別の劇場で「〜にXXXという歌手がいるのだが、あれは素晴らしい」という口コミネットワークのようだ。で、オーディションは厳正で、劇場に合う合わない、向き不向きなどが吟味されて契約にこぎつけたり、契約できたものの、次のシーズン以降は声がかからないなど、さまざま。

が、1940年にナチスがノルウェーを占領する。

彼女の夫(二人目、というかカソリックにしては1910から20年代に普通に離婚しているので、なるほど、北欧は文化度が昔から高かったのだなとわかる)は、お金持ち(資本家だ)なので、そこに何か謎があるのだが、少なくとも、若い頃は国家社会主義の政党に所属していたのは事実で、占領後に離党したのも事実、あとは謎で、ナチス撤退後に国家の敵として逮捕されてそのまま獄中死(病死だから病院で死ぬ)しているのだが、なるほど、占領された側の意識というのはなかなかただごととは違うのだなぁというのが実に良くわかる。敵側についてもつかなくても、無関心であっても直接の被害があっても。

(というところから、平和ボケの一症状としての占領された側に対する鈍感さというのがあるのだな、ということを知ってしまった)

さらに、アメリカのユダヤによるメディア支配というのはもしかして陰謀論じゃなくて事実なのかな? と思わざるを得ない(本人はそんな陰謀論の存在はまったく知らないだろうが)、メトロポリタン歌劇場復帰に至るまでの個人攻撃(1940年の帰国直前にも凄まじい罠というか個人攻撃もあるのだが、その当時は夫が国家社会主義政党の党員だったからわからなくもないが、夫の政治活動と経済活動、夫人の経済活動は全然別と考える、文化度が高い北欧の人に対して、妻は夫の付属物という感覚が高そうなアメリカの低い文化度とか、いろいろ語られることがない(何しろ、大歌手視点で一貫しているから)いろいろがうかがえて、これもおもしろい)。

戦後のヴァルターのリハーサルの押しつけがましさというか、口のうまさとか、他にもおもしろい点はたくさんある。

また、最後にはグルックやパーセルの作品をメインにして、その理由は特に書いていないのだが、おそらくトリスタンとイゾルデの録音から考えるに、まだハイCのような曲芸が生まれる前の歌劇だからなのだろう。つまり演技と歌で雌雄が決せられるというのが、大歌手の活動後期の作品としてふさわしいと本人が考えたのだろうなぁと想像するのだが、それにしても、特にグルックは聴いてみたくもある。

ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」全曲(メルヒオール/フラグスタート/ライナー)(1936)(ライナー)

(こんな、最盛期の録音もあるのか。ライナーが出来が気にくわないといってお蔵入りさせた録音があるようなことが本文にあったけど、おそらくこれのことだな)

と、欧州の歴史と音楽の歴史、歌劇と歌劇場の歴史(そういえば、戦前のスカラ座では、誰も拍手しないのが伝統なので、すごく混乱したと書いているが、本当なのだろうか。いや、嘘ということはないだろうけど、本当にイタリアの北というのは、イメージするイタリアとかけ離れているのだな)、いろいろな面から実に興味深かった。読後の満足度は、最近では親指ピアノ教本なみに高かった。


2012-01-29

_ Rails-3.2.1 and Windows

Rails 3.2.1でちょっとアプリケーションを作ってみようかと試したら、いきなりrake assets:precompileでエラーになる。

C:\tmp\webtest>rake assets:precompile
c:/Users/arton/NougakuDo/bin/ruby.exe c:/Users/arton/NougakuDo/bin/rake.bat asse
ts:precompile:all RAILS_ENV=production RAILS_GROUPS=assets
c:/Users/arton/NougakuDo/bin/rake.bat:1: syntax error, unexpected tIDENTIFIER, e
xpecting $end
rake aborted!
Command failed with status (1): [c:/Users/arton/NougakuDo/bin/ruby.exe c:/U...]
 
Tasks: TOP => assets:precompile
(See full trace by running task with --trace)

なんだこれ? と追っかけて行ったら、actionpackにたどりついた。

namespace :assets do
  def ruby_rake_task(task, fork = true)
    env    = ENV['RAILS_ENV'] || 'production'
    groups = ENV['RAILS_GROUPS'] || 'assets'
    args   = [$0, task,"RAILS_ENV=#{env}","RAILS_GROUPS=#{groups}"]
    args << "--trace" if Rake.application.options.trace
    fork ? ruby(*args) : Kernel.exec(FileUtils::RUBY, *args)
  end

fork = true1なら、ruby(*args)を実行し、そうでなければKernel.exec(FileUtils::Ruby, *args)を実行する。これが諸悪の根源だ。

Rails 3.1.0のときは次のようになっていた。

      Kernel.exec $0, *ARGV

元のコマンド($0)に引数を与える。

こういうことだ。

3.1.0のときに、rake assets:precompile とコマンドラインで打つと、それはrake.batの実行となるので、$0にはrake.batが入る。つまり、rake.batに引数を与えて実行することになる。

でも、3.2.1では違う。明示的にFileUtils::RUBY(これはrake/file_utilsによる、本物のfileutilsに対する拡張定数)を指定した呼び出しとなるか、またはrubyメソッド(これもrake/file_utilsのメソッド)呼び出しとなる。

ここでは、第2引数を指定していないのでrubyメソッドの呼び出しとなる。

これは中で結局は、rubyを指定して以降を引数として実行する。

つまり、ruby rake.bat ... となる。

Rubyはバッチコマンドの羅列を当たり前だがRubyのスクリプトとはみなさない。

当然、エラーとなる。

actionpackのChangeLogを読むと、Rails 3.1.1 (unreleased)に次の記述を見つけられる。

*   Re-launch assets:precompile task using (Rake.)ruby instead of Kernel.exec so
    it works on Windows [cablegram]

ほー、Windowsで動くようにするためとな……

3.1.0で動いていたのが動かなくなったのだが、いったい、どういうマジックなんだろうか?

Ruby 1.8.7との組み合わせとかか? これをチェックしないと単なるシーソーになりそうだなぁ。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ arton [そこにつけたらPRしろと応答があったのですが、PRって何かご存じですか?]

_ arton [ちなむと、そこに書いてあることはcygwinあたりだとインチキシェルがshebangを見るので、rake ... 形..]

_ arton [PRってPull Requestか。(Railsをgithubでforkするのってすげぇ面倒な気がするが、考えたらテ..]


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