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日々の破片

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著作一覧

2014-11-23

_ どちらでもいい、なぜなら同じことだからだ

妻が図書館からアゴタクリストフの短編集を借りて来たので読んだ。

おう文学だ。

1970年から1990年ごろにノートに書かれた拾遺集とあとがきにはあり(読んでいるときはそれは知らなかったが)、すべてが断片的な言葉の切れ端であり、起承転結といった意味での物語性があるものはごく一部だ(冒頭の斧というのはその珍しい例だ)。

読んでいていやでも感ずるのは、そこにある徹底した冷たさというか無関心さである。語り手がある場合、それはいつも傍観者でありそこで起きていることが仮に自分についてのことであってもまったく関わりなく感じている。

情熱的に何かが語られる作品はただひとつ『街路』という、街路と建物を眺めることだけに人生の意義を見出す音楽家の一生を描いた作品だけだ。そこで主人公は音楽学校へ通うために後にした生まれ育った街の街路を思い出して、同級生が辟易するほどの感傷的な音楽を演奏する。そして故郷へ戻り、街路を愛して一生を終わらせる。素晴らしい作品である。

『ホームディナー』という妻の誕生日を祝う男とその妻を描いた作品も傑作だ。それは誕生日のパーティーという特殊な日常ではなく、すべてにおいてそのように生きているために、最後妻は鏡の中を自分を見る。

幾つかはあまりに断片的であるが、唐突に『田園』のような一種の寓話が語られることもある。都会の喧騒を逃れて田舎へ越した男の家の近くに高速道路が通り、開発されて喧騒にまみれる。そのころ後にしてきた都会の集合住宅の回りでは環境保全が計られるようになって静謐が戻っていたというお話。もし、全編にわたってこのての単に気が利いた話が収録されていたらつまらない作品集になっていただろう(とは言え、訳者のものかも知れないがやはり傍観者としての語り口がきついため、どうしようもなくこの作者独自の味わいはある)。

と感じるということは、この作家の作品におれが期待しているのは、むしろ『街路』や『母親』(4年前に家を出た息子がきれいな恋人を連れて家へ帰る。母親は彼らの世話を焼く。息子が不在のときは二人で食事を摂るが母親が息子のことを褒めると恋人は常に立ち去る)のような、誰も誰にも興味を持たず、ただただ個人がばらばらに存在しているだけのありようを描いた作品群のようだ。また、そういった作品ほど美しい。

どちらでもいい(アゴタ クリストフ/Agota Kristof/堀 茂樹)

というわけで、読後にはこの世界に対する違和感に包まれて実に気分が悪い。だが、それが文学の力というものなのだった。


2014-11-20

_ Effective Ruby

早くもアマゾンに書影が出ているので、広告します。

来年早々に、翔泳社からピーター・J・ジョーンズ(僕は知らない人なんですが)のEffective Rubyの翻訳が出ます。

翻訳は安定と安心のロングテール長尾さん、僕が監訳しています。

当然、全部読んだのですが、これは相当お勧めです。

Effective Ruby あなたのRubyをより輝かせる48の特別な方法(Peter J. Jones/arton/長尾 高弘)

Effectiveと銘うっているだけに、どう使うべきか、どう使うべきでないか、といったことが大雑把な章立ての下に並んでいます。コードはほとんどが断片(irbを使って動かせるようにはなっている。当然、僕は全部試したけど(2.1と2.2プレビュー)。とはいえ、最後のほうではpryを使えと言い出しますが、基本はRubyのコア、添付ライブラリが優先)で、試せるようになっています。

ただ、特にテストの章がおもしろいので実際に打ち込んで(当然irbというわけには行かないので独立したファイルにするわけで、ここで原著から逸脱する)みると、行数節約のためだと思うけど自明な元クラスの読み込みとかを省略していたりして当然動かないので、そのへんは気持ちとして訳注で補ったりしました(が、そういうのがすべて残るかどうかは紙数の関係があるので別問題)。

最初の章が「Rubyに身体を慣らす」と題してRubyっぽい、でも慣れないと驚き最大の法則みたいな点で肩慣らし。まずはCを知っているほどひっかかるtrueについて。0はfalseではない問題(問題ではなく仕様だけど)ですね。そして、Perlを知っていれば余裕なところをやめろと切り捨てる。といった感じ。

2章がクラス、モジュール、オブジェクト。書き方がこなれているからか、Rubyの特異な特異点もみんなが使い始めて15年、その前合わせて20年以上の歴史があるからか、やたらとわかりやすいです。

この章を読んでStructが好きになった。あと、僕は@@大好きなんだけど、@@ではなくクラスのインスタンス変数を使うべきと説得されました。

3章はコレクション。著者はreduce(injectは好きではないらしい)がとにかく好きらしいのだけど、いろいろ参考になった。その他ハッシュのデフォルト値とか、いろいろためになる良い章。

4章は例外。さすがにここはおれにはいらないなぁとか読んでいたけど、raiseではなくthrowを使うというのは、知らなかった。

5章がメタプログラミング。

とにかく著者はevalが大嫌いで、いかにevalやmethod_missingせずにメタプログラミングするかを説明してくれる。prependとか最近のメソッドについても参考になる。この章はメタプログラミングRubyとは違った意味で良い章だった。

6章がテスト。おれはtest/unitで止まっているので、なかなか参考になる。この章をチェックしているまさにその時に、ククログにRubyのテスティングフレームワークの歴史(2014年版)(直しました。ありがとうございます。)が掲載されたので参考になりました。ククログありがとう。

この章はどこまでカタカナにしてどこまでを漢字+カタカナ(単体テストか、ユニットテストか、ユニットテスティングか、といったこと)、どこまでテスティングとしてどこまでをテストとするか、と監訳し甲斐があるというか、なかなか難しい章でもある(読者にはあまり関係ない)。基本、アジャイル文脈までのテストはテスティングとカタカナと切り分けてみたけど、それでも文句がある人は文句あるんだろうなぁとかは思います。

7章がツールとライブラリ。rdocはともかく、bundleとgemのバージョン指定とか、寝っ転がって読める書籍で要領よく説明してあるので良いと思った。というか、参考になった。

8章がメモリ管理とパフォーマンス。プロファイラの使い方(種類と)が重要だけど、2.1のGC制御変数の使い方も興味深い(2.2のエデンを管理する変数は現時点ではないみたいなので、しばらくは現役で使えると思う、今の時点では)。あとはメモ化とかループ内リテラルの重さとか、知っていればお得な情報とか。

特にプロファイラの項はたかだか7ページ(Effectiveシリーズっぽく、1項あたりは短い)だけど要領よく書いてあるので、実際に書いてある通りに試して起動方法と見方さえ覚えれば後は応用できると思うし、実際に利用すべきなので良い項だと思います。

その他。

著者はわりと昔ながらのOOPの人っぽくて、すぐにオブジェクトへメッセージを送るんだけど、ここはちょっと考えた。でもオブジェクトのメソッドを呼び出すとせずに、気分として著者がメッセージを送ると感じたところをメッセージパッシングとして書いているのだろうから、そこは全部生かしています。ここも人によっては文句あるだろうなぁとは思いますが原著者の意思尊重。

一方、原著者の好みらしい言い回しが2個ほど出てくるのだけど(具体例は書かないけど、たとえば日本語の「ここはラインマーカーだ」みたいな文)それは普通の言い回しに変えました(上の例だと「ここは重要だ」みたいに)。

というわけで、結構Rubyを使ってわかっているつもりでも知らない(Structを使わなくても困らないから使っていなかったけど、なるほど確かに使ったほうが良い点が多いといったことを学べるとか。同様なことはコレクションの章にも強く言える)ことが見つかったり、reduceとか(今風な名前)実に参考になりました。しかも読んでいておもしろかった。1項あたりの短さから来る読ませるテンポが良いみたいです(長尾さんの訳に対する好き嫌いってのもあるだろうからそこは個人差はあるだろうけど)。

お勧めします。

追記:この著者はevalが嫌いなだけでなく、モンキーパッチも大嫌いらしく、いかにフックを使うかとかエイリアスメソッドチェインを使うかを力説していて、これもきっとEffectiveだと思います。だいたいMacOSのジャンプテーブルのパッチのことを書いたりしているから、著者は相当なベテランっぽい。というわけで、Refinements一押しだったりして、なるほどRefinementsはこう使うのかとわかったり(僕はモンキーパッチ+オープンクラス大好きだからね)。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ kou [ククログの記事のURLは http://www.clear-code.com/blog/2014/11/6.html..]


2014-11-15

_ メトのフィガロの結婚

東劇でメトの新演出(リチャードエア)のフィガロの結婚のライブビューイングを観る。

正直モーツァルトは好きではないのでやめようかと思ったが、なんとなく行ってしまった(というのは、フィガロのアブロダザコフというアブラカダブラみたいなバリトンが、前回のイーゴリ公で実に良い歌手だなぁと思ったからだった。

結果的には素晴らしいものだった。生まれて初めて最初から最後まで通してフィガロの結婚を楽しめたし、なるほどモーツァルトは(転調の)天才であるなぁと実感した(歌手の表現も良いのだ)。

おそらくまず第一にジェームズレヴァインが良いのだ。緩急自在。あまりモーツァルトらしくない分厚いオーケストラの響き、それが実に見事で、楽団を掌握しきるということはこういうことなのだろうなぁと感じる。しかもそれが妙な緊張感を持つものではなく、実に楽し気だ。

レナードのケルビーノがまた素晴らしい。にゃんちゅうみたいな顔のアルマヴィーヴァ伯爵も悪くない。

いろいろ考えると、結局はレヴァインとエアの二人が作った演出の妙というものなのかも知れない。回転舞台をうまく利用することで場面転換の速度を極限までに高めている。それが良いテンポを産む。全般的に速度は早めなのだが、ケルビーノの歌など部分部分でゆったりとしたテンポを取る。3幕と4幕の間がほとんどお休みなしに続く。

舞台は1930年代、貴族社会の死滅期におく。衣裳と舞台装置が良い味を出していた。

フィガロのバトラーらしい服と、伯爵という言葉が耳に残って、なんかヘルシングを読み直したくなり(しかし実物本は人にあげてしまったので)、Kindleで買い直して読み直してみたり。

HELLSING(9) ヤングキングコミックス(平野耕太)

(実物の本だとカバー裏か、紙のほうの表紙だかに何かあったような記憶があるのだが、Kindle版では欠けている(無いのであれば問題ないけど))


2014-11-11

_ Javaエンジニア養成読本

どこの誰かは知らないけれどJavaエンジニア養成読本をくださったので読んだ。

うまい。特に構成が。網羅性も。そして読みやすさだ。

こんな人に勧める。

普通にJavaを知っているが、Java8のストリームAPIについてはまだ知らない人。おれおれ。3部が簡潔にうまくまとまっていて、これ読むだけで十分だ(もしかするとおれはC#のLINQを知っているからかも知れないが、それでも問題ないんじゃないかな)。

これからJavaでコードをまじめに書く人。おれは2部を書いた人と意見が合わない点がたくさんあるが、それでもスタンダードに悪くない。やはり簡潔に必要だと思えることが網羅されていた。

Javaでしばらく食おうと思っている人。1部にきしださんがまじめなんだかふまじめなんだかよくわからないJavaの周辺情報(歴史とかカルチャーとか)を書いているのでこれの最後のところが役に立つと思う。

技術系の軽い読み物が好きな人。同じく1部。

4部のJavaEEのところはさすがにカタログ的に網羅するしかないからこんなものだろうなぁ。網羅性は高いからその意味では良いと思う。

5部(ちょっと部番号が前後しているかも)の開発の周辺を固めるソフトウェア、環境の特集も役に立ちそうだ。多分、2004年ごろにぶいぶい言わせて今はもう少し上に行った人とかだと、CIツールとかをすっ飛ばしているかも知れないから読むべき価値がある。

6部にいがぴょんさんがきわめて異質なことを書いていて、なんともどんより感がある。が、このどんより感が重要そうな気がする(20代前半の、この部のターゲットになっているエンタープライズ系の人たちには)。

端的にはフレームワークに呼び出されるメソッドの内側にトランザクションスクリプトを記述するお仕事なんだからデザインパターンやモデリングとか余分なことはしないほうが良いです。ということなのだが、おれは逆に考えたなぁ。トランザクションスクリプトで済ませられる単純な箇所だからいかようにでも記述できて、好き勝手にいろいろな機能や書き方を試してもまったく問題なしってわけだ。要は正しく動けば良いのだよ。でも、まあそれは人それぞれだ。ここに書いてあるのは効率良い仕事術かも知れない。し、裏や表やいろいろな方向から物事を見られるようになることこそ重要だから、実に良い記事でもある。

Javaエンジニア養成読本 [現場で役立つ最新知識、満載!] (Software Design plus)(きしだ なおき/のざき ひろふみ/吉田 真也/菊田 洋一/渡辺 修司/伊賀 敏樹)

というわけでおもしろかった。ムックの読みやすさというのをなんか痛感した(おそらく執筆陣の書き方も良いのだ)。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ いがぴょん [書籍を紹介してくださって、ありがとうございます! 渾身の力をこめて「どんより感」を書いてみた! そして、私にとって..]

_ arton [インフラとしてのソフトウェアは、どんよりしちゃうのは、おそらく土管や下水管みたく、いろんなものがこびりつくからだよね..]


2014-11-09

_ サメを観に葛西臨海水族園

ミツクリザメ(ゴブリンシャーク)が葛西臨海水族園にやってきたということで、観に行った(11/8)。今までの最長飼育記録が14日間で、2日に搬入ということは急がねばならぬというわけで、とりあえずすぐ行く。

(ずっと葛西臨海水族館だと思っていたら、水族園なんだな。箱ものではないという意味なんだろうか? というか、動物園は動物園なのに、なぜ水族館は水族館なんだろう?)

幻のサメを探せ~秘境 東京海底谷~ [DVD](ドキュメンタリー)

(たまたまこの番組観てたのでそれは興味もしんしんだ)

最後に葛西臨海水族園行ったのは子供が小学生のころだから随分と前のことだ。

久々の水族館なので、魚のいない水族館、誰も来ない日曜日と口ずさみながら相当楽しい。

淋しいおさかな (PHP文庫)(別役 実)

(魚のいない水族館、誰も来ない日曜日、というフレーズと舞台の情景(おっさんと少女が腰かけている情景)が耳と目に残っていて黒テントっぽいのだが、別役実は黒テントではないよなぁ?)

で、ぐるんぐるん回り続けるマグロを横目にとりあえず深海魚コーナーへ行くと、さっそくスマホで撮影している人が数人いる水槽を見つける。大して混んでないからじっくり見られる。

タカアシガニが考える人よろしく左奥の岩の上に腰をおろして、時々一番上の鋏っぽいので口をほじっているのが目立つ。というか、水槽の前に子供が来ると、まずは、わーでっかいカニーと騒ぐのが楽しい。

当たり前だが、ミツクリザメが飯を食うわけではないので、口の中から口が飛び出すところは見られるわけではなく(いや、なんとなく想像していたのでがっかりしないわけでもない)、しかし、常に裏側を外側へ向けて水槽の中を回遊しているから、向うへ行くと、小さい丸い目と四角くて平たい先端の妙に可愛いアヒルのお化けみたいなのが見えて、手前に来ると、ところがどっこい鋭い歯があまり噛み合わせの良くなさそうで隙間があいた口の周囲に見えて、しかも向うに折りたたまれているっぽい内側が見えるようで、ほおここからあれが出てくるのかと興味深い。というか、エイもそうだが、表側というか上から見た場合に想像する口の位置と、裏側から見た場合の口の位置の差の違いがおもしろい。

目が小さいし、深海は暗いから、獲物を確実にとらえるところを目で見られるように飛び出す口になったのかなぁ。

隣の水槽の太刀魚が鮮烈に銀色で美しい。縦に並んでいるので立ち魚なのかと一瞬思ったが、それはそれとしてこんなにきれいな魚だとは思わなかった(見たことあるはずなのに忘れている)。鱗がすごく細かい(のか無いのか。なんか鱗粉みたいな感じだと焼いた姿を思い出してみたり)からかな。

でペンギンは何度見ても楽しい。見ていると、次々と子供がやって来ては、ぺんちゃーんぺんちゃーん、とか叫んだり、フェアリーペンギンのところで、子供だよ、子供だよ、と叫んだりして、実にほほえましい。ぺんぎんみたいだ。

フンボルトペンギンは群れて泳いでいて、大群で行ったり来たりするのが実におもしろい。

餌やりの時間になったので観ていると、水槽にばんばん魚を放り投げてフンボルトペンギンに食わせている。イワトビペンギンは飼育員を取り囲むだけだ。で、フェアリーペンギンのほうへ行って、実はこれは子供のペンギンではなくて、と解説が入って少し食べさせたあと、あまり人目のあるところでは食べないので後でやるのだ、と解説する。イワトビペンギンは水の中でやろうとするとフンボルトペンギンに横取りされるので、これも後からやるのだが、それを知っているのでぴょんぴょん跳びながらついてくるのでそこに注目と言いながら去っていく。後をぴょんぴょんイワトビペンギンがその通りについていく(ハメルンの笛吹き状態)。

それとは別にオウサマペンギンがのこのこと餌やり風景を見物に来ては去っていく(これも別にやるらしい)。

妙な生き物たちだなぁ。

その他。

マグロの背中にサバみたいな模様のあるやつがいて、サバにしては丸すぎて妙だなぁと思った(マグロなのだが)。

初めて鶴のいるほうに行ってみた(以前もあったのだろうか?)。鶴がすぐ近くまでやって来てでかさに驚く。ダチョウみたいだな。さらに進むと淡水魚館があって、これも記憶にないのだが、トウキョウサンショウウオとかを眺めながら最後にカジカの声(録音)を聴いて出た。


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